2017年3月27日月曜日

目指せ!JLPT・N2!日本研修 ブッダガヤから出発

ブッダガヤから出発
デリー到着
いよいよ!スーリヤ校卒業生の二人、チャネッシュ君とニーラジ君が日本研修へ参ります!

約3ヶ月日本に滞在し、日本語教室へ通ったり、会社や工場などの見学をしたり、サポーターの皆さんと交流したりします!

今回はブッダガヤから出発する様子をお届けます。

出発の前日、二人はそれぞれの村へ帰り、荷物をまとめたり、家族と会って来ました。

ご両親とも涙ぐんでいたそうです。

特にお母さんは、大事な息子が遠い外国に行くのがとても心配で、何度も泣いてしまったそうです。

チャネッシュ君は2011年に、スーリヤ校代表生徒として一度日本に入っています。

ニーラジ君は、その時、成績優秀者で成績優秀者で日本行きメンバーに選ばれたにもかかわらず、パスポート申請書類の不備のせいで、残念ながら日本へは行けませんでした。

そして、今回、念願がかなって日本へ行けることになりました。

2017年3月25日、夜10時頃、彼らが合宿しているブッダガヤのマハマヤパレスホテルを出発しました。

ブッダガヤから車で30分ほどのガヤ駅で、デリー行きの夜行列車を待ちました。

1時間ほど待って、やっと列車が到着しましたが、
なんと!
向かい側のホームに到着しました!

ガヤ駅停車時間は3分です。

私たちは荷物を持って走りました。

なんとか間に合い、無事列車はガヤ駅を出発しました。






翌日26日お昼前、ニューデリー駅に無事到着しました。

デリーの私の自宅に一泊して、27日の夜、デリー国際空港から出発します。

つづく・・・


P.S. チャネッシュ君とニーラジ君が撮影したビデオです。↓

https://youtu.be/gOYmkw2XkRw にほん研修へ出発する日の朝、チャネッシュ君のご両親とお兄さんからのメッセージです。

https://youtu.be/pjzZ4RUz72A ブッダガヤから出発する日の朝、チャネッシュ君の飼っている牛たちと村の様子です。

https://youtu.be/PwCW8T7lHdE 日本研修へ出発する日の朝、ニーラジ君のご両親からのメッセージです。

https://youtu.be/0qacMVeoQeM ブッダガヤ出発の日、お母さんの手作りの朝ご飯を食べました。

2017年3月19日日曜日

日本研修プログラム



Angel*☆News


春も近くまでやってきていますが、皆さん、お元気ですか。

エンジェルエイドも もうすぐ 3期目を迎えます。
石の上にも3年、
皆さんの温かいサポートに背中を押して頂いて、
来年度はまたエンジェルエイドの新しいステップを踏んでいきたいと思います。



どうぞよろしくお願い致します。



さて、来年度、第一弾目の企画が早速スタートします!
日本研修プログラムです!



☆~おしらせ~☆



第一回
日本研修プログラム
         2017年 4月~6月



プログラムには、奨学生、ニーラジとチャネッシュ の二人 が参加します。
二人は昨年の12月、猛勉強して日本語検定試験 3級に合格!



今は、日本関連の仕事をする事を目標にしながら、日本とインドの架け橋になる事を夢見て 、
現在 2級を目指して勉強中です。☆彡
ニュースレターでも紹介した二人です。



今回のプログラムで、様々な場所を訪問したり、職業見学、イベント参加、日本語レッスンやホームステイ、皆さんとの交流を通して日本語を磨き、日本の文化、習慣、ライフスタイル、歴史など日本の素晴らしさを学ぶ予定です。



夢にまで見た日本に来ることが出来ることが決まって、言葉にならないほど幸せいっぱいの二人です。♪
出会う事への期待で、心の中はもう日本で満杯状態~(^∇^)*・゜゚・*:.。..。.:*・'・*:.。. .。.:*・゜゚・*



サポーターの皆さんとの交流もとても楽しみにしています。♪
関西だけではなく、関東や中国方面にも行かせて頂く予定ですので、交流会には是非ご参加下さいね。



日本研修プログラムの様子は、フェイスブックやブログ、サポーターメールなどでお伝えしていきますので、楽しみにお待ち下さい。☆彡



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~☆<奨学生 日本研修プログラム>カンパのお願い☆~



滞在費予算
(二人分、3ヶ月間)
・交通費 ・生活費 ・諸費 etc



勉強だけでなく、皆さんとの交流、PR活動など、エンジェルエイド大使としても活躍します。
ご協力どうぞよろしくお願いします。



一口1,000円から~



・下記口座へお振り込み下さい。



・毎月のサポーターの方は、次回の引き落とし額にカンパ分をプラスして、引き落とす事もできますので、ご連絡下さい。



連絡先
0774-26-7785




振込口座
三菱東京UFJ銀行 京都駅前支店
(普通)434 3233593
シヤダンホウジンエンジェルエイド



ホームページ



一般社団法人
エンジェルエイド事務局
日本語教育基金



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紹介動画



☆コルカタ駅



ビザを取るためにコルカタにやって来た
ニーラジとチャネッシュです。
夜行列車おつかれさま






☆総領事館前にて



パスポートに3ヶ月、ビザは3日かけて滞在し、やっとその手に!
でも、待った分だけ喜びを何倍も味わう事ができました♪











Miyoko Tomota:.:.:.

2017年3月9日木曜日

世界遺産マハーボディ寺院参拝(8月10日) エンジェルエイド・スタディツアー

世界遺産マハーボディ寺院参拝(8月10日) エンジェルエイド・スタディツアー


エンジェルエイド・スタディツアー、ブッダガヤ御到着当日の夕方、皆さんとマハーボディ寺院に参拝しました。

マハーボディ寺院は2002年からUNESCOの世界遺産に登録されています。

お釈迦様が悟りを開かれた場所であり、仏教発祥の地です。

インドではお寺などの宗教施設では靴を脱がなくてはいけません。

数年前までは門の手前に靴預かり所があったのですが、今はちょっと遠くて、門のある場所のぐるっと反対側で靴を預けて、そこから裸足(または靴下)で参拝します。

インドでは靴は不浄な物とされ、神聖な場所を汚さないよう、脱がないといけないんです。

靴はビニール袋に入れたら持って入っても大丈夫です。

携帯電話は絶対禁止です。これはテロ防止のためです。

でもなぜかIpadなどのタブレットはOKです。

カメラやビデオカメラは料金を払えば持って入れます。

セキュリティチェックを受けてから、門の前の階段を降りて、マハーボディ寺院の塔に向かいます。

仏陀の像が中に御安置されています。

いつも世界中からの巡礼者が列を作って並んでいて、中まで入るのにちょっと時間がかかります。

仏陀の像にご挨拶してから、大塔の周りを時計回りで廻ります。

大塔を真後ろまで回った場所に、大きな菩提樹の樹があります。

現在の菩提樹はお釈迦様の当時の菩提樹ではもちろんありませんが、アショカ王の娘がスリランカに持って行った菩提樹の子孫だと言われています。

それから、大塔の南のほうにある池を案内しました。

お釈迦様が沐浴をした実際の池と言われている池はちょっと離れた場所にあるのですが、こちらはそれを模倣して人工的に作られたようです。

ムンチリンダという蛇の神様が、お釈迦様が大悟されるまで風雨から守っていたという説話から、その像が池の真ん中に建てられています。

その池には鯰がたくさんいて、巡礼者たちが施しとして餌をあげています。

池を見た後は、大塔の外側の通路をぐるっと時計回りで廻りました。

最後に門の所で記念撮影をしたら、知らないおじさんまでカメラ目線で入っていました。

一番の巡礼シーズンは12月から2月の冬の時期です。

その頃は門から大塔まで満員電車のぎゅうぎゅう状態、もしくはエルサレムのメッカ状態となります。

8月はまだ巡礼者がそれほど多くはなく、スムーズに参拝出来ました。












スーリヤ校で授業② (2016年8月13日) エンジェルエイド・スタディツアー

スーリヤ校で授業② (2016年8月13日) エンジェルエイド・スタディツアー 


8月13日、エンジェルエイド・スタディツアーに参加の皆さんが、スーリヤ校で2回目の授業をしてくださいました。

風呂敷の包み方、日本とインドの歴史的つながり、団扇のデザイン、ゲームなどの授業に加え、日本で小学六年生を教える先生が、スーリヤ校の同じく六年生のクラスで授業をしてくださいました。

生徒さんが書いてくださった習字を見せて、「これ、読める人~!」と聞くと、手を挙げた生徒が答えたのは、、、

「したいの!」

惜しい!!! 本当は「たのしい」でした。

確かに左上から読むとそうなりますね~!

「もしもしかめよ」の歌で手遊びをして、ウサギとカメの話からこつこつ努力を続けて夢を実現する大切さを教えてくださいました。

授業の終わりには、折紙で桜の形を作って、そこにそれぞれの夢を書きました。

日本とインドの歴史の授業では、前回は10年生、今回は8年生が対象で、学年が下がったにもかかわらず、8年生は歴史についてよく知っていて驚きました。

第二次世界大戦の話では、東條英機の写真を見て、「スバッシュ・チャンドラ・ボースと一緒に戦った人!」と答えた生徒がいました。

歴史の本で見たことがあったそうです。

インドではインド独立軍を総指揮していたスバッシュ・チャンドラ・ボースを大変尊敬しています。

マハトマ・カンディと同じか、それ以上にインド独立に寄与したと高く評価されています。

日本軍がインド独立軍と共にイギリスと戦ったことで、イギリスの植民地支配からインドが開放されたと、インドの多くの人が日本に対して感謝していらっしゃいます。

戦地となったインパール出身の友人たちは、「日本軍の軍人は素晴らしかった」とおっしゃり、今でも大変尊敬しておられます。

奈良の五重塔の写真を見せて「これに似た建物が近くにあります。どの建物でしょう?」と質問すると、「タイ寺!」と答える生徒が多かったです。

屋根のデザインからそう思うのでしょう。

実は、マハーボディ寺院が元になっているそうです。

世界各国の仏教寺院は、釈尊大悟の地ブッダガヤに行きたいと願う僧侶たちが、せめてマハーボディ寺院に似せて寺院を建立したそうで、遠いインドのブッダガヤの地への憧憬の思いが込められているのだそうです。

インドを離れて各国へ仏教が伝わり、それぞれの地域のデザインに変化していったのだそうです。

授業の通訳をさせていただきながら、とても勉強になりました。

ジャーナリストの取材も受けました。エンジェルエイドのTさんとMさんがインタビューに答えてくださいました。

写真を見ていただければわかりますが、それぞれの授業、生徒たちは心から楽しんでいました!

授業をしてくださった皆さん、本当にありがとうございました~!






























「母子保健プロジェクト」と生徒・卒業生の家庭訪問(8月14日) エンジェルエイド・スタディツアー

「母子保健プロジェクト」と生徒・卒業生の家庭訪問(8月14日) エンジェルエイド・スタディツアー



8月14日スーリヤ・バハルティ・スクールの支援母体NGOチルドレンエイドが毎月行っている「ブッダガヤ母子保健プロジェクト」に、エンジェルエイド・スタディツアーの皆さんが参加されました。

この「ブッダガヤ母子保健プロジェクト」は、貧しい村の新生児と母親の健康促進を願い、母親たちの意識向上を目指している活動です。

今回のスタディツアーには看護師さんが3名、参加されていました。

その中に助産師Aさんがいらっしゃり、彼女に村の女性達の前で、妊娠・出産のメカニズムについてお話をしていただきました。

初めてのことにも関わらず、立派に説明をしてくださいました。

ビハール州の田舎の女性達の識字率は低く、49.6%しかありません。

州全体の識字率は63.82%(男性:73.39%、女性:53.53%)、田舎の識字率は53.9%(男性:67.1%、女性:49.6%)です。

ビハール州はインド一識字率が低く、その中でも特に田舎の女性たちの識字率は大変低いのです。


田舎の新生児の死亡率が高いことと、母親たちの育児に関する知識の無さは無関係ではないと考え、私達は村の女性たちへの教育を通して、新生児の健康促進を目指しています。

赤ちゃんを抱えたお母さんたちがたくさん集まり、大変混雑していた時、場所を空けようとしてくださったYさんがジャンプして降りた場所は、、、、

牛の○○の山でした、、、!!!

表面が乾いていたので、土のように見えたのです。

足首まで○○に埋まってしまったYさんを、卒業生たちが近くの水場まで連れて行き、足や靴を洗ってくれ、スリッパを貸してくれました。

卒業生の母親も靴を洗うのを手伝ってくれました。

Yさんはこれ以上ないというくらいの田舎体験をされました。

母子保健プロジェクトを見学した後、皆さんとその村の生徒や卒業生の家庭訪問をしました。

土で出来た家、レンガで出来た家、裸電球一つしかない部屋、家族数名で小さな部屋でぎゅうぎゅうで寝ている状態、土で出来たコンロ、などなど、生徒たちの生活の現実を見ていただきました。

日本人から見れば大変過酷な状況ですが、生徒たちにとっては普通の生活です。

みんな満面の笑顔で自分の家を案内してくれました。

もう一ヶ所、別の村も訪問する予定でしたが、大雨のため、訪問を断念しました。











母子プロジェクトの活動場所、村の公民館。